さあ、どう使うか…ASUS「MB168B」レビュー
インターネットを見ていると、たまに「ムムッ、これは!」という具合に、一気に購入意欲を掻き立てたれ、いわゆる「衝動買い」に結びついてしまうものがあります。そういうあまり考えずに買うものには、あたりなものより、ハズレなものであることが多いのですが、今回の買い物は、その可能性ゆえにまだ自分で結論を出せずにいる、という代物です。
今日レビューするのは、AsusのUSBディスプレイ、「MB-168B」なるものです。
このディスプレイ、私が何に惹かれたかというと、
・15.1インチとある程度の大きさがある。
・世界最薄である。(8ミリ)
・USBだけで動く。
・ケースが付いており、持ち運びが容易である。
・何よりスタイリッシュである。
…な点にであります。
そしてどんなことに使えるかを考えた結果…
・ピアノの上において楽譜を表示できないか。
・小さな会議で、プレゼンするときに活用できないか。
・MacBookAirの小さな画面を補うものとして使えないか。
…などという理由が勝手に浮かび、めでたく御購入に相成りました…。
私が選んだのは、MB-168Bの標準モデルで、量販店で¥18,000程度でした。標準モデルは画面がWXGAの解像度で、上位モデルはFullHDの「MB-168B+」なるものがあるのですが、3万近くするので、そこまでの解像度は必要としないため標準モデルを選びました。
↓専用のカバー兼スタンド
↓横から見るとかなり薄い。
購入してわかったこと
私は普通何かを買い求めるときには、ネット上のレビューをしっかり見て決めるのですが、このモデルは3月に発売したばかりでレビューが少なく、しかも元来Windows用で、Macでの使用については、メーカーの「使用可能」という文言を信じるのみでした。実際買ってみて、やはりMac環境ではやや使用に制限があることがわかりました。(や、やはり…_| ̄|○)もちろんWindows環境では普通に使えます…。
<MacOSでの制限事項>
・付属のドライバーでは、照度の調節ができない。
→本体の側面に付いている照度調節ボタンは作動しません。
・表示できないソフトがある。
→詳しいことはよくわかりませんが、OpenGLに関わるソフト(プレゼンソフトのKeynoteや映像再生ソフトのMPlayerなどは、再生する画面が表示されません。しかしながら、PowerpointやQuicktime、Movistといった同じ用途の別なソフトでは、普通に再生できます。
また、制限事項ではないのですが、このディスプレイはドライバに「DisplayLink」という別の会社が作っているものを採用しており、付属のCDに入っているものよりもバージョンが新しいものがHPで公開されており、そちらを入れることで、一部不具合が解消されます。(さらにソフト面で改良が加えられ、上記の制限事項も無くなることを祈るばかりです…)
まあ、いろいろ難もあるのですが、画面が増えることの便利さや可搬性の良さなど、それらを凌駕するポテンシャルを持っており、いろいろと活用方法を検討しいます。特に学校のピアノの上に置き、楽譜代わりに使用できるかもしれないことには大いに期待しています。この実践報告は、また次回にご紹介します!