音故知新 on-ko-chi-shin

TAKAHIRO KONASHI official blog

私とApple

私が初めてAppleと出会ったのは、今から18年前。大学生の時に、研究室のY教授と秋葉原まで買いに行き、楽譜作成ソフトFinaleを使い始めたのがきっかけでした。それ以来の付き合いなのですが、なぜがAppleの製品には、他社の製品にはない人間らしさ、というか可愛らしさがあって、それが私を惹きつけて離さない大きな理由になってきたのです。

機械に可愛らしさなんて、アホくさいっていうか、オタクだろう…と思うかもしれませんが、何というか、感性が合うんですよね。Apple製品が好きな人のことを「Apple信者」なんて呼んだりしますが、「心」が惹きつけられるのです。機械ではなく、人や神様に引きつけられるように。実際、イギリスのBBCが、Apple信者にApple製品を見せた時の脳波を調べたところ、神様の像を見せた時と同じ反応になったといいます。Apple、神様…結びつくものは、やはり自分の中にもありそうです…。

そして次に私を惹きつけるものは、会社と創業者の理念です。御存知の通り、Appleは故スティーブ・ジョブズらによって創業され、今日トップメーカーにまで成長しました。それまでには紆余曲折があったものの、とにかくシンプルであること、洗練されていることがすべての製品に一貫しており、決してブレることがありませんでした。それは、ハードウェアだけでなく、インストールされているOSやアプリケーションにまで徹底しており、その姿勢が、大きな安心感になっているのです。

「シンプルであること」「洗練されていること」…このことは、神道の考え方にも通じるものであり、また、多忙極まりない教育現場のこれからにも、必要な考え方であると感じています。ただ問題を複雑化して考えるのではなく、シンプルで洗練されたものにしていく…それが「心」にゆとりを作り、新たな創造へと結びつくのではないでしょうか。

↓気がつけば、リンゴだらけ…

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