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音故知新 on-ko-chi-shin

TAKAHIRO KONASHI official blog

「音楽室PC授業システム」アップデート

今勤務する学校に異動して、授業で必要な様々なメディアをPCで一括に管理し、授業の効率化を図る取り組みを進めてきましたが、先日ASUSのUSBディスプレイ「MB168B」を購入したことで少し進化したのでご紹介します。

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ピアノの楽譜立てにUSBディスプレイ

 

f:id:koppaman:20140608204524j:plain前回紹介したASUSの「MB168B」をピアノの楽譜立てに置き、PC上の楽譜PDFファイルをAcrobatで表示させるようにしてみました。(15.1インチはやや狭いものの)ピアノの楽譜立てでPC内の楽譜ファイルを表示できることはやはりとても快適です。ディスプレイの前にスペースがあるので、普通の楽譜や本もディスプレイの前に置くことができます。

譜めくりをどうするか

しかし、ここで問題となるのは、「譜めくり」をどうするかです。普通の楽譜と同じように、ディスプレイ上を撫でて譜めくりができるのが一番なのでしょうが、現在安価で大型のタッチパネルのディスプレイはほとんど存在しません。(おそらく、このような特殊な使い方以外需要がないのだと思います。)また、楽譜の譜めくりは音楽が止まらないように一瞬の間に、しかも確実に行わなければなりません。この条件には、CPUやGPUの性能に依存するタッチパネルのディスプレイにはまだ不安な部分があり、他の方法を模索していました。

USBフットスイッチ

 

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ややレアなものですが、USBで繋いで使用する「フットスイッチ」なるものがあります。このフットスイッチに、専用ソフトでキーボードの「←」や「→」を記憶させ、足で踏んで譜めくりする方法を考えました。しかし、よくよく考えてみると、ピアノの下にはサスティンやダンパー・ペダルがあり、それらと干渉してしまいます。踏み込む場所を下を見て確認しなければならず、これは非効率なのかな、と感じました。

 

ペンタブレット

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そこで考えたのが、やや邪道のような気もしますが、ペンタブレットを使う、という手でした。これはワコムから出ているペンタブレットで普通はイラストなどを描くために使うものなのですが、タブレット機能を使うのではなく、タブレット部分の脇に一緒に付いているボタンを利用する、というものです。このボタンには、専用ソフト上でキーボードのキーやソフトのショートカットを自由に割り付けできます。これを利用し、「←」や「→」のキーや、「最初に戻る」や「ウィンドウを閉じる」といったショートカットを割り付けました。このタブレットをピアノの楽譜立てのディスプレイの脇に置き、すぐに手で操作できるようにしてみました。結果は…今のところ誤動作もなく、気持よく譜めくりができています。今のところ、これが手軽に電子楽譜化を実現する最良の方法なのかな、と自分なりに考えています。しかし残念ながら写真に映っているペンタブレットは古いもので販売停止となっており、最新のものにはこのボタンが付いていません…。オークションにはまだ中古が出回っているようなので、もし本気でやってみたいという方がいたら、ぜひ探してみてください。

 

他にもっといいアイデアがあるのでは…

自分なりに考えて、こういったシステムを考えてみてはいるのですが、自分のPCはMac環境ですし、Window機材やAndroidタブレット等を使って行うもっとよい方法があるのやもしれません。もし実践されている方や、情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひ御連絡ください。