この度、私の今までの教育実践を紹介し、作成した教材などを共有できる小学校音楽授業情報サイト「明日の音楽室」を開設いたしましたので、ご案内させて頂きます。 音楽の授業の指導方法を教師が学ぶ場合、今までは関連する書籍や雑誌を読んだり、各地で行わ…
音楽室に専用のタブレットがやってきました。前回のタブレットを安全、快適に児童が使うための周辺設備の工夫に続き、今回は「音をグループごとに聴き分けるための工夫」についてお話しします。 グループごとの鑑賞活動を劇的に変えたもの 今まで、鑑賞活動…
観に行きたい!!と思っていながら、近くに上演している劇場がなく、結局映画館で観る機会を逃してしまった、こうの史代さん原作のアニメ映画「この世界の片隅に」を最近ようやく観ることができました。映画そのものの素晴らしさもさることながら、久しぶり…
左から「Quiet Comfort 35」「Sound Link Mini」「Sound Link Micro」 久しぶりにガジェットネタです。 気がつけばBOSE(ボーズ)社の製品に囲まれていました。若い頃はBOSE社の製品といえば、高嶺の花でしたが、何とか手に入れることができる身分になってき…
音楽室に専属のタブレット端末がやってきました。前回の使用のための準備(本体編)に続き、今回からはタブレットを安全、快適に児童が使うために考えた周辺設備の工夫についてお話しします。 タブレットを使うグループ活動がしやすい座席配置とは?? まず…
音楽室に専属のタブレット端末がやってきました。今回は、タブレットを効果的かつ安全に運用するために考えた工夫についてお話しします。これから徐々に普及してくるであろうタブレットの音楽室での扱い方について、参考にしていただければ幸いです。(購入…
前回はアレンジした音楽室の様子を紹介しましたが、さらに異動して早々に「新しいこと」を始めましたのでご紹介します。 前任校でのタブレット活用授業の様子 音楽の授業専用のタブレット端末が欲しい 気がつけば、音楽の授業におけるICT機器の効果的な活…
またまた、だいぶ更新がご無沙汰になってしまいました…。 記事を読むことを楽しみにされている方、大変申しわけございません…。 前回の更新からサボって今まで何をしていたかというと、そう、7年ぶりに学校を異動したのです。 学校を移る、ということは、本…
本日、Apple社より、Apple Teacherに正式に認定した旨のメールをいただきました。 (本ブログのサイドバーに表示されているAppleマークのシグネチャーがその証です!!) Apple Teacherとは、「指導と学習にApple製品を組み込んでいる教育者のみなさんを支援…
今日は、6年生の最後の音楽の授業でした。49人の子供達のほとんどが、泣き崩れながら音楽室を去っていきました。 私は毎年、この時間には「旅立ちの日に」の合唱を通し、歌うことで今の自分の思いや願いを伝えることの素晴らしさ、そして、演奏者(児童)…
第2時 もとの「木星」の曲を知り、作曲者の考えを想像しよう 第2時は、「究極のメロディーM」の正体からせまっていきます。1つの曲だと思われていた究極のメロディーMは実は、オーケストラが演奏する「木星」という曲のほんの一部分で、イギリスのホルス…
1月の授業開始より音楽室に導入されたNewアイテムを御紹介。果たして授業での効果はいかに?? ①まねっこチンアナゴ これにはやられた。犬とか猫じゃなく、チンアナゴ…。これ考えた人は半端じゃない発想転換力…。 何がすごいって…真似してしゃべる!!校歌…
昨日発売された文部科学省の月刊誌『初等教育資料』1月号の特集の中に、9月に行った器楽の授業実践の内容を掲載していただきました。「茶色の小びん」を教材に、器楽の授業でいかに高まった子供の姿を見据えた、深い学びのある授業を展開するか、悪戦苦闘…
10月から先週にかけて、校内音楽会に向けた準備等でず~っと時間がなく、なかなか更新できませんでした…。 (今年の校内音楽会の様子は別にお話ししたいと思います。) 「木星」実践の続きです。 今回は実際に行った「木星」の授業についてお話ししたいと…
以前御紹介しましたが、9月に教育音楽小学版の編集部の方が本校にお見えになり、ICTの実践についての取材を受けました。その時お話したことが、11月18日発売の12月号に掲載されております。 ICT機器を効果的に活用すると、もっともっと音楽の授…
ここ2〜3年自分がやってきていることの中で、「実践をどのようにまとめ、広く伝えられるものにするか」は大きな課題の一つです。自分は大学時代、卒業時に書いたのは「卒業論文」ではなく、吹奏楽曲を作曲する、という「卒業演奏」でしたので、「論文」を…
久しぶりに「神社」のお話です。 この夏は、大きな研修に2つ参加し、忙しい日々を送りました。1つは、教員免許状更新のための5日間の講習、そしてもう一つは、四十うん歳になったのに、何故か「初任者研修」です。 その「初任者研修」というのは、神社の…
鑑賞の授業に大切なものの欠落 前回の授業計画に大きく欠けていたもの、それは、原曲の鑑賞を通して、作曲者の思いや願い、意図にせまるという、鑑賞の授業の王道を踏み外している、という点でした。確かに、先の授業計画では、様々にアレンジされた木星の良…
+=?? 音楽の授業で「音楽活動」にタブレットを活かせる可能性は… タブレットが導入されたものの、現状の本校の環境では「音楽活動」そのものに使えるソフトはあまりないことがわかりました。(作曲者のことをネットで調べる、録音や録画をして演奏に生か…
音楽之友社の雑誌「教育音楽小学版」の2016年12月号において、ICT機器活用の特集を組むということで、勤務校での取り組みについて先日取材を受けました。学校教育のICT化が進む中で、音楽の授業もその流れに逆らうわけにはいきません。何ができ…
この夏、私の勤務校にも40台のタブレットPCが入りました。児童が1人1台、タブレットを使いながら行う授業が可能になったのです。タブレットは、タッチパネルで児童でも直感的に操作できる点や、コンピューター室を飛び出し、教室や特別教室でも使うこと…
ノートパソコンやスマートフォンは、様々なメディア(音楽、文書、画像、映像…)をいつでも持ち歩ける手軽さをもたらしてくれました。そして、スキャナーとクラウドサービスのevernote(エバーノート)は、紙の書類でもパソコンやスマートフォンでいつでも見…
iPadPro(12.9インチ…でかい方)を授業で活用し始めて4ヶ月。だいぶ授業での使い方が見えてきました。…というより、4月からは授業でのマスト・アイテムになっています。(先日の協調学習の授業でも大活躍しました。)このデカiPadをどのように音楽の授業で…
昨年度より、文部科学省国立教育政策研究所の「学習指導実践研究協力校」に指定され、年に数回、教科調査官である津田正之先生が勤務校にお越しになり、私の授業を見ていただいています。本年度も第1回目の授業が先日行われました。今回私が授業を行う上で…
音楽之友社より、雑誌『教育音楽小学版』の連載記事「私の教材料理法」の1年生の部分の記事の執筆を依頼され、4月から連載を始めています。まだまだ実践が足りない中なので、何とか捻り出して書いている感じです。今まで単発で記事を描いたことはあるので…
最大サイズのiPad購入! 年末にとうとうiPadProを購入してしまいました。(人柱ここに極まれり…)タブレットの学校現場での積極的な活用が進んでいる昨今、私も今までiPadを普通のサイズ、そしてminiと使ってきたのですが、音楽の授業での最大の使用用途であ…
明けましておめでとうございます。今年も微力ながら、このブログが少しでも世の中の誰かのお役に立てるよう、微速前進してまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。さて、音楽室に置いてある楽器は、そのまま野ざらしで保管しておくと、日が…
機械好きが講じていろいろなガジェットを購入していますが、購入の決め手として一貫しているのはシンプルで小さく、作り手のこだわりが感じられるものであること。一つのカバンに仕事で使うすべてのものが収まっているのが究極の目的なのですが、そんな私を…
私は、子どもたちにとって学校の音楽室は学ぶ場所であると同時に「憩う」場所でなければならない、と考えています。それは、心から音楽を表現したり、楽しんだりするためには心の緊張がほぐれるような空間が不可欠である、と思うからです。可愛い人形が出迎…
AppleがAppleWatchという未知の可能性のモノを出して半年が経ちました。気がつけば自分の腕に着いており(汗)…。 iPhoneの時もそうでした。「これでいったい何ができるの?」「まだまだ製品としてこなれていないよ」「きっと買わないね」なんて言っておいて…